1月8日(土)少年委員とリーダー委員が集まって「新年のつどい」を行いました。

 レクリエーションをして緊張をほぐした後、「旗源平」で盛り上がり、最後は、みんなで白玉ぜんざいを作って食べ、楽しく、にぎやかなひとときをすごしました。コロナ禍の中ですが、みんなで力を合わせて市子連活動を盛り上げていきたいものです。

旗源平 ・・・ 源氏の旗は、白地に「笹りんどう」 平家の旗は、赤地に「あげはちょう」

 金沢市に古くから伝わる遊びで、源氏と平家に分かれて、二つのサイコロを振り、出た目により相手の旗を取り合い、先に相手の最高位であるマトイを取った方が勝ち。もしくは、相手方の旗を多く取った方が勝ち。というゲームです。

 さいころを振る側(味方側)全員のかけ声として「うめがいち」(さいの目は1と5)を唱え、応援します。

 敵方全員のかけ声として「しのに」(さいの目は4と2)を唱え、防御します。

 このゲームの一番の特徴は出た目の呼び方にあります。例えば「1と1」なら「ちんちんかもかも」。一番いいのは「1と5」で「うめがいち」。

 ちなみに加賀藩の紋所は「梅鉢」。そこでサイコロの「5」の目を梅と見立て、「うめがいち」ということです。この遊びは外様大名であった加賀前田家が幕府の目をはばかりながら、武芸をたっとぶ心を遊びで示したものだといわれています。

 市子連事務局には、写真のような「大型旗源平」の貸し出しもしています。機会があれば、子ども会で遊んでみてはいかがでしょうか。